で、結局ヒュッゲって何なの?

私は思い立ったらすぐ行動したいタイプです。
すなわちどこかに行きたいと思ったら
なるべく早く実現します。

さて、今年の夏も暑かった・・・
それはそれは暑かった・・・


そしてこんなことを呟いた次の日には
北欧行きのチケットを予約していました。

行き先はデンマーク。
実は2年ほど前に行ったサンタモニカで
友達になった人の1人がデンマーク人で、
さらにこんなイベントで衝撃を受けたりと
行ってみたい国の1つだったのです。

▶︎ 幸福度ランキング上位国 デンマークに見る「越境力」




そう、私は避暑のために北欧へのフライトを予約する女です。



今まで20ヶ国以上旅していますが、
デンマークには行ったことがなかったので
迷うことなくチケットを予約しました。

旅慣れしているにも関わらず
この旅は私にとって割とカルチャーショックで
深く深く自分と向き合う旅になりました。


今日はそんなことをシェアしたいと思います。

1) 幸福度世界上位の彼らはどんな生活をしているの?
2) 23才の男の子と暮らしてみた
3) 幸せとは何なのか?


1) 幸福度世界上位の彼らはどんな生活をしているの?


今回はコペンハーゲンから車で30分ほどの
友人の家にステイしました。

私は旅行するとき観光にはそれほど興味がなく
現地で友達を作ったり
現地の文化や考え方を知るのが好きなので
今回の旅行はパーフェクトな旅となりました。



まず彼らは「家」「住まい」にとてもこだわります。



夏が短く、暗く寒い冬が長い彼らは
いかに家を快適に、”ヒュッゲ” を楽しめるか考えるのです。

ヒュッゲとは

“HYGEE”(ヒュッゲ)とは
デンマーク人がとても大切にしている
時間の過ごし方や心の持ち方を表す言葉です。

ほっとくつろげる心地よい時間
またはそんな時間を作り出すことによって
自然と生まれる幸福感や充実感
そして暮らしを楽しむ姿勢とも呼べるかもしれません。


デンマーク人の友人に聞いても
「英語でもヒュッゲを説明するのは難しい」
と言っていたので、なかなか説明するのは難しいのですが
なんとなく伝わりますよね?


ソファ、寝具、食器、家の作り、庭など
毎日の暮らしを丁寧に楽しむ。
それが彼らの生活です。


今回私は運良く、ローカル3家族と生活をしたり
食事をする機会がありました。


まずデンマークへ行く直前に仕事で出会った
デンマーク人のお母様がランチに誘ってくれました。
(本人は不在なので、お母様と初対面でランチ笑)

この写真からも伝わると思いますが、
家が本当に素敵・・・!


そして高齢に入るであろうお母様は
ミニスカートで週5のテニスを楽しむそう。

庭でたくさんの野菜やフルーツを育て、
鳥が遊びにくるのをとても楽しみにしている。

洗う必要すらない天然のフルーツを
たくさんお土産に持たせてくれました。


そしてステイしていた友達のご両親も
ディナーに誘ってくれました。

これまた広いお庭でごはんを食べ、お酒を飲み、
何をするでもなく、まったりする。

友人はサッカーの試合を観るのに夢中で、
パパとママが近所に散歩に連れ出してくれました。

初対面なのにこの距離感の近さ・・・
感激しながら一緒にお散歩しました。


そして帰って来たら家族の誕生日にしか作らないという
ママお手製のケーキをみんなで食べます。

これが超絶美味しくて、全部食べたいくらいでした!


わざわざ遠い日本から来ているからという
おもてなしの気持ちだと思うのですが、
肩肘張らず、気を遣いすぎず、
家族のように接してくれるファミリーたちでした。



続いて移動手段にもポイントがあるのですが、
彼らのメインの移動手段は自転車です。


それは環境を汚さず、自分の健康にもいいから。



デンマークは小さな国なので、
自分たちが世界で生き残るためにできること、
すべきことを把握しています。

毎日楽しく過ごすためには
健康が大切だと知っていますし
ご高齢でもランニングをしたり、
運動をする姿をよく見かけました。



自分の生活を丁寧に、
毎秒快適に過ごせるように周りのものにはこだわる。

そして健康に生きるために
食べるものや運動に日頃から気をつける。


何より毎日楽しく、
幸せを感じる時間をたくさん作る。




それが彼らの生活です。



2) 23才の男の子と暮らしてみた


さて、ここで私がステイしていた友人の話をします。

その友人は23才のデンマーク人の男性です。
前述の通り、サンタモニカで出会い、
一緒にバスケを観に行ったりと仲良くなりました。

この23才の友人の暮らしに
私は結構なカルチャーショックを受けました。


まず彼は広い庭のついている家に住んでいて
その庭で植物やフルーツを育てています。

毎朝起きると植物に水をやり、
何々の芽が出たとか
これは何故か成長が遅いから肥料をやろう
などと必ずチェックします。

家の近くにはベリーがなっているので
それを採って朝食に食べます。


食事は必ず手作り。
スーパーに買い物に行くと
値段が高くても栄養価が高いもの、
安心できるものを購入します。
(デンマークは物価が非常に高いにも関わらず!)


ジムが終わった後は森林を歩いて
筋肉疲労を緩和させ、リラックスします。

珍しいキノコを見つけたら、ネットで調べます。
(これは彼だけかもしれないけど笑)
自然に感謝し、自然に興味を持って接します。

車を走らせてビーチに行って太陽の日差しを浴び、
日焼けした体で仕事に行きます。
(これは私がビーチに行きたいと行ったからかもしれないけど笑)


ここは別の湖ですが、水の色が本当に綺麗で
ローカルしか来ない場所だと教えてくれました。


どうでしょうか。
23才の男の子ですよ!!


東京のように刺激も、新しいものも、
特別なものもないかもしれない。

でも私には全てが特別に見えました。

彼とは生き方・仕事についても色々話したので
機会があったらまたシェアしたいと思います。



3) 幸せとは何なのか?


これは私もnoteでちょくちょくテーマにすることなのですが
みなさん、自分にとっても幸せって何だろう?
と深く考えたことはありますか?

私は普段から考えているつもりではいたものの
今回の旅でまた深く考えることになりました。



それは自分が知らない世界を見たから。



結局知らないことは思いつかないし、
実現することも難しいもの。

彼らが幸福度の高い国の国民だからではなく
彼らの本当に幸せそうな姿、
そして幸せを語る姿に私はとても心を揺さぶられました。


自分はまだまだ幸せについて考えているようでいない。




それが私の結論です。

さて、思いの外超大作になってしまいましたが
デンマークという国からは
今後も色々なことを学びたいと思っています。

みなさんにも何か1つでも響くものがあったら嬉しいです。
それでは!

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