先日「近代食堂」という個人店・中小飲食店のための経営専門誌にクライアントさんを取材・掲載していただきました。
全3ページ!これを広告費換算すると、かなりの数字です。
直接的に売上をあげることだけがPRではない
例えば飲食店をPRする場合、取材を受けたことで「お店にくるお客様が増える=売上が増える」ことだけが成果ではありません。
記事を見てさらに別のメディアから取材の依頼がきたり、コラボの話がきたり、誰かにSNSや口コミを広めてもらうことも、立派な成果の一つです。
こういう視野がないと「取材を受けても大して売上は変わらない。PRって意味ないんだな」と思いがち。PRはあくまでも長期的な視野を持ち、信頼と実績を積み重ねていくことで結果がでるものなので、それをクライアントに理解してもらうことも仕事のひとつと言えるかもしれませんね。
自分が一番のファンになれるか?
「まずは自分が第一のファンになる」

PRの仕事は一人ではできないことばかり。
プロダクトを理解するためにクライアントさんや関係者には色々なことを根掘り葉掘りヒアリングしますし、新メニューが出たらできる限り食べます。自分が本当に良いと思えるからこそ、色々なアイディアや切り口が生まれるのです。
取材の際には色々と店舗の方や現場のスタッフにお願いすることもあるので、日頃から信頼関係を築けているかどうかは非常に大きい。これはコンサートプロデューサー時代からやっていることでもありますが、コンサート当日にいきなり現れてああしろこうしろと言われても「お前、だれだ?」と思われて終わりです。
普段から挨拶をし、名前を呼び、笑顔で接しているからこそ「有村さんのお願いならきいてやるか。」と思ってもらえたりする。
そしてもちろんメディアの方とも信頼関係ありきです。
対外的に見たら「PR=なんでも知っている人」になるので、「わかりません。」では信頼を失いかねません。だからこそ私はコミュニケーションに時間と労力をかけます。
「彼女はいつも面白い情報を持っている」
「柔軟に対応してくれる」
「不可能も可能にしてくれる笑」
のように、PRも1人の人間として魅力的であることは必要不可欠だと思います。PRのみならず、いかなる職種にもいえることなので、ぜひ一緒に人間力を磨いていきましょう!
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