PR未経験の業界で数十媒体にプレスリリースを取り上げられた理由

起業して3年になりますが、いまだに

「りささんってどんな仕事してるんですか?」

という質問が絶えません。
そしてそれに私の答えは変わらず

「自分でも説明するのが難しいんです・・・笑」

それは私が複数の事業を営む複業家だからであり、
その中の一つ「PR」という仕事をとっても
どうやら周りのPRと生業とする人たちとは
やり方も考え方も違うからのようです。

 

1) レコード会社のPRって何をやる人?
2) PRの仕事とは?
3) アパレル未経験の私が数十媒体にリリースを取り上げてもらえた理由
4) 業界に特化したPRと特化しない私

 

1) レコード会社のPRって何をやる人?

 

僭越ながら、私なりの観点で
PRの仕事について書いてみたいと思います。

まず私のバックグラウンドに少し遡るのですが、
私は会社員時代エンタメ業界で
コンサート制作やPRの仕事をしていました。

PRの部分だけわかりやすく説明すると、
レコード会社でアーティストの宣伝をする人。

 

もちろん会社やアーティストにもよりますが、
基本的には活動の年間計画があります。

イメージしやすいように書くと

1月に新しいCDをリリースして
1~2月は色々なメディアに露出を組み
リリースイベントを店舗で行い
4月にCDを引き下げたツアー
7〜8月は夏フェスに出演して
その間に次のアルバムの構想も練る

こんな感じです。

 

私の場合制作やマネジメントと
とても近い立場にいたので
PR&マーケティング&制作
的なマルチ(という名の人手不足)な
役割を担っていましたが

 

たとえば

・プレスリリースを書く
・CDや楽曲の資料を作る
・PRイベントやメディア露出の
計画を練り、メディアにアプローチする
・イベント台本を作り、当日進行する
・SNSの運用やSNS企画を考える

などは今の仕事に
かなり重なる部分があります。

当時は個人的にSNSを使っていなかったので
今考えればもったいないことを
したなと思っています笑

 

そのほか私は毎年海外出張に行く!
という目標を密かに持っていたので、

海外フェスのプロデューサーに連絡し
プレゼンの機会をもらって
アーティストを連れて海外フェスに行く

ことも仕事の一つでした。

資料作りからスケジュール確認
現地でのリハーサルやコンサート
パネルディスカッションの監督
スタッフとの交渉や通訳
ホテルにアーティストを連れて
食事の面倒も見て・・・
もちろんその間他の仕事も
時差に負けずに行う・・・

という感じだったので楽しいけど
毎回出張のたびに
3-5kgくらい痩せていましたね。

 

2) PRの仕事とは?

 

ではPRの仕事とは何でしょう?

私が思うPRの仕事とは

第三者の立場で
相手(または自社)を客観視し
届けたい相手に
届きやすい方法で
魅力を伝えること

 

だと思っています。

 

私は交通事故という
人生の転機があって
準備ゼロで起業してしまったわけですが
その中で色々な企業や経営者と
話してきて思うのは

①みんな自社の製品やサービスの魅力を知らない

②自分がアピールしたいことと
世間(お客様)に刺さるポイントは違う

③決まったやり方しかできないPRは
大きな広告代理店には勝てない

ということ。

 

①みんな自社の製品やサービスの魅力を知らない

 

私自身もそうですが、
自分の長所や魅力を理解するのは
とても難しいことです。

よく就活中の学生にも
アドバイスをするのですが
自分の長所がわからない人は
身近な友達や家族に聞いた方がいいし、
人からよく褒められることや
頼まれることが得意なことだったりします。

もちろん自社の技術やサービスに
自信満々で魅せ方をわかっている
企業もあると思いますが
その人たちはすでにPRを行なっていたり
困ったりはしていないでしょう。

 

②自分がアピールしたいことと世間(お客様)に刺さるポイントは違う

 

長所がわからないのは企業でも同じで、
「うちの会社はここがすごい!」
と思っていることと
「この会社っていいじゃん!」
と世間が思うことは往々にして異なります。

たとえば飲食店がクライアントさんだとして
うちは味に自信がある!!
という店主がいます。

しかしお客様から見たら

・店内がおしゃれ
・スタッフの接客が心地よい
・雑誌で見て気になった
・インスタ映えする盛り付け
・ポイントカードがあって再来したくなる
・毎月メニューが変わるのが楽しみ
・珍しい野菜が食べられる
・SNSで店主の発信がおもしろい

など、そのお店を選ぶ理由は
色々あるわけです。

 

創業者や経営者はもちろん、
会社の中の人はどうしても
今までのストーリーややミッションに
思い入れがあるので、
客観的に見ることが難しいんですよね。

 

それを第三者目線で見て引き出し
ターゲットを明確にし
ターゲットに刺さりやすい方法・内容で
継続的に発信して
メディアとも有効な関係を築いていく

のがPRの仕事です。

 

③決まったやり方しかできないPRは大きな広告代理店には勝てない

 

私は広告代理店で働いたことがありません。
しかし会社員時代、自分が発注する立場で
お願いしていたことはあります。

広告代理店は
優秀なクリエイターや
メディアに強いパイプがあり、
駅やビルなどPR効果が高い
広告枠を持っていることも多い。

 

しかし

 

何百万・何千万円というお金がかかります

 

 

もちろん

うちはお金も十分にあるし
効果があるとかないとか
そんなことは気にせず
ババン!と大きなことがしたいんじゃ!

という方はどんどん利用するといいと思います。

 

しかし多くの中小企業は
そんなお金は出せませんし、
そのお金に見合った効果が
出るのかでないのか
精査することも難しいのです。

 

とりあえず広告を出そう
とりあえずインプレッションを稼ごう
とりあえず話題にしよう

 

そんな時代は終わりました。

一瞬のバズは一瞬で終わるし、
長い時間をかけて築いた
お客様との絆は長く続くものです。

 

しかしそのためには
面倒で地味な仕事もたくさんありますし

大手には出せないアイディアを
大手にはできないスピードで
実行していく思考力や行動力が必要です。

 

逆にいうと、
私が準備ゼロで起業して
3年間仕事に困らずにやれているのは
この部分があったからかなと思います。

 

3) アパレル未経験の私が数十媒体にリリースを取り上げてもらえた理由

 

さて、ここでようやくタイトルの話です。笑

先日とある女性アパレルブランドの
リリースを出させていただきました。

私はアパレル業界のコネクションはありません。
しかし結果として、

1本のリリースを数十媒体で紹介していただけました。

 

私はリリースを書くときに
どのような媒体に
取り上げて欲しいか考えてから書きます。
(女性向け、アパレル、ビジネス、飲食など)

今回は女性、アパレルはもちろん、

どうしてもビジネスメディアに
取り上げてほしかったので
タイトルや切り口
使う素材(写真など)や単語なども
対象メディアを意識して作りました。

その結果

 

VERY、STORY、CLASSY、CREAなどの女性メディア
東洋経済、産経新聞、プレジデント、読売新聞、朝日新聞
などのビジネスメディア数十媒体に
紹介していただくことができました!

 

私がリリースを書くときに
気をつけるポイントは

■新規性、話題性、季節性など
メディアが記事にしたいポイントがあるか

■メディアがそのまま記事にできる
タイトル、小タイトルが使われているか

■ 数字や順位など
わかりやすいエビデンスがあるか

■写真やグラフなど
視覚的に魅力的な素材が使われているか

 

このポイントは最低限考えます。

「リリースなんて誰でも書ける」
と言われることもありますが、
私は簡単に書けたことなどありません。

 

毎回うんうん唸りながら、
どうすればよりわかりやすく
読みたくなるタイトルで
途中で離脱されない内容にできるか
を死ぬほど考えます。

もちろん毎回狙い通りに
いくわけではありませんが
(毎回できたら私は億万長者です笑)
こういった戦略を持って
具体的な行動に落とし込んでいるかどうか
はPRとして大きな差なになると思っています。

 

4) 業界に特化したPRと特化しない私

 

私は今回アパレル業界で
PRに携わるのは初経験でした。

もちろんコネクションもありませんし、
そもそもコネクションに頼ったPRが
好きではない。

起業するまでは音楽業界一筋でしたが、
起業してからは
飲食・IT・商社・投資関連など
様々な業界とお仕事をさせていただいています。

 

しかしどうやらこれが
一般的なPRと異なる部分のようです。

 

記事の冒頭で

その中の一つ「PR」という仕事をとっても
どうやら周りのPRと生業とする人たちとは
やり方も考え方も違うからのようです。

と書きました。

 

独立してからわかったことですが、
一般的なPRはある業界に特化していて
例えばアパレルであれば
会社員としてアパレルPRを
何年・何十年と経験。

そこで培った知識やコネクションを使って
PRをしていくようなのです。

まぁ普通に考えればそうですよね笑

 

しかし私はビジネスは
基本的にはどの業界も
考え方は同じだと思っていて
コネクションがあればあったに
こしたことはないけど
コネクションに頼らず、
自分の発想や切り口で
新しい突破口を開きたいと考えています。

先ほど紹介したアパレルのリリースを
クライアント(大手アパレル)に
見せたところ

「このリリースは
我々業界の人間では思いつきもしないね。」

と言っていただきました。

 

長年その業界にいると
どうしても”自分たちの当たり前”に
とらわれてしまいますし、
そうするとリリースを出しても
なんのおもしろみも新鮮さもない
ものになってしまう。

だからこそ部外者ともいえる
第三者の視点はとても大事だと思うのです。

 

もちろん業界に特化したPRが
悪いというわけではありません。

むしろ長年かけて培った
コネクションや知識は
かけがえのないものです。

 

しかし

業界に特化しないからこそ
A業界の知識をB業界に活かせる
C社で反応の良かった切り口を
D社にも応用できる

ということはメリットでもあります。

 

今後も第三者だからこそ
気づけることや視点を活かし
一つでも多くの魅力的な会社や
経営者のみなさんのために
お力になれればと思っています!

 

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こちらも参考にどうぞ♪
▶︎メディア掲載を獲得したいなら知っておくべきこと
▶︎TVで長い時間紹介されるには

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