先日知り合いが経営する
ゴルフ場に連れて行っていただきました。
ゴルフをしたこともない私がなぜ・・・?という話なのですが、
なんとゴルフ場の中に住居があるというのです!
ゴルフはコロナ禍でも外でできる&少人数でも楽しめるスポーツ。
ビジネスリサーチがてら遊びに行って来ました。
ゴルフをする前にワクワクが始まるゴルフ場
今回お邪魔したのはBristol Hill Golf Club
都心から車で60分でいくことができ、
ちょっとした小旅行気分を楽しみながら向かいました。
まず驚いたのがゴルフ場に入る前のゲート。
BRISTOL HILL GOLF CLUBは
日本では類を見ないゲーティッド・ゴルフコミュニティ。
つまりゲートの先は完全に外界と異なる異世界が広がっています。
アメリカで見たゲーティッド・ゴルフコミュニティに感銘を受け、
「ぜひ日本でもやりたい!」
というアツい思いで形にされたそう。
車で近づくと自動で開く荘厳なゲートがあり、
その先にはトンネルが広がっています。
トンネルの先の世界へのワクワクを高めてもらうため、
トンネルの長さにもこだわったそうです。
(実際私もキャーキャー言いながらトンネルを渡りました)
続いては
英国「ザ・コンランショップ」のスーパーバイザーであり、
那須の「二期クラブ」や「六本木ヒルズレジデンス」なども手掛けた
総合プロデューサー・後藤陽次郎さん監修のクラブハウスへ。

クリスマス仕様のリースがかわいい。
こちらも中に入ると感嘆の嵐!
ドアを通ると、目の前には抜け感のあるこの景色。
目の前に広がるのはゴルフコースの一つ。
見事に手入れされた池や芝生が広がります。
私がお邪魔したのは12月でしたが、
季節により芝生の色が変わり、
季節ならではの楽しみ方ができるそう。
永遠に広がる地平線のような抜け感と自然との共生
クラブハウスの造りもそうなのですが、
こちらのゴルフ場はとにかく『抜け感』『開放感』がすごい。
どこまでも広がるなだらかな景観は
都会では感じることのできない開放感と
安心感を与えてくれます。
雨水を流す側溝は全てこの景色を損ねないように
作り直されたそう。
土地内は全て電柱が地下に埋められ、
電柱や電線に視界が遮られることもありません。

マンホールもオリジナル
消火栓なども全て景観を溶け込むような
色合いで作られています。
日々忙しく刺激の多い都心で暮らしている私は
特定のものに注意を引かれないことは
とてもストレスフリーで癒されるのだなと気づきました。
またこちらのゴルフ場は
自然との共生をテーマに作られています。
開発前の調査段階で天然記念物の
トウキョウサンショウウオが生息していることがわかり、
この場所をそのまま残したそう。
ゴルフ場の至る所でみかけるモチーフは
そのサンショウウオだそうです。
ゴルフカートにもついていて、とてもかわいい。

カートの正面にもサンショウウオのモチーフがついています
見ても食べても幸せな、FARM AKIRAの絶品料理
ゴルフ場での楽しみはゴルフだけではありません。
BRISTOL HILL GOLF CLUBでは
ありがちな料理ではなく、見た目も味もこだわった
食事やカフェを提供しています。
入っているのはAW KITCHENやMr.FARMER、
やさい家めいなど数々のブランドをプロデュースした
渡邊明さんによる、FARM AKIRA。
明さんといえば野菜でしょう!と頼んだサラダプレートは
彩豊かで、ソースにはなんと昆布が使用されていました。
柔らかいチキンとの相性もよく、
大きなプレートですがペロリと完食。
ブルケッタはさっくりモチモチ。
トマトソースとバジルで味と色のアクセントに。
あまりの美味しさにこちらもペロリと食べてしまいました。
レストランもコロナ対策が徹底され、
各席取り外し可能なプレート付き、
各テーブルの距離も十分に取られていました。
もちろんこのレストランからの景色も
壮観なので、ぜひ食事も楽しみに訪れていただきたいです。
シンプルラグジュリーを極める
そのほかゆったりしたお風呂や化粧スペース、
なんとトレーニングジムまで!
レジデンスオーナー専用のスペースには
オーナーズラウンジや巨大なプール、
なんとトレーニングジムまであり
ここで丸一日非日常を楽しむことができます。
建物の随所にも空間の広がりを感じる工夫や
ディティールにこだわりを感じました。
階段の手すりもランダムなつくり。
シックでありながら、高級感と居心地の良さを
追求した空間になっています。
クラブハウスの外観と抜け感は
こちらの写真を見るとおわかりいただけるのではないでしょうか?
とにかく開放感がすごい!
光の取り入れ方がすごい!
そこにいるだけで心が癒される空間でした。
ゴルフ場に点在する家も外から見せていただきましたが、
この景観を乱さぬよう、デザインや色味など
レギュレーションが決まっているそう。
素敵な家ばかりだったので写真を載せたいところですが、
人様のお家ですのでそこは足を運んだ人だけの
特典ということで♪
全てのビジネスの参考になる “唯一無二の価値”
今回私はゴルフをしないにも関わらず
ゴルフ場にお邪魔したわけですが、
正直何から何まで勉強になることばかりでした。
言われなければ気づかないこだわり、
お客様目線の作りと徹底した
シンプルラグジュアリーのブランディング。
そして他の追随を許さない世界観は唯一無二。
ここは単にゴルフをする場所ではなく
「ここにいること自体に価値がある場所」
なのだと感じました。
新型コロナウイルスの影響を受け
ホテルや様々な施設、飲食店などが大きな打撃を受けています。
しかしそんな中、客足が途絶えない場所があることも事実。
その差はなんなのでしょうか?
そこには『唯一無二の価値』があるのです。
飲食店であれば店長のキャラクターや
味や立地かもしれない。
ホテルであれば第二の家と感じさせるような
あたたかみやホスピタリティかもしれない。
それがある場所や企業だけが生き残っていける時代です。
私のようにゴルフをされない方も
ぜひともBRISTOL HILL GOLF CLUBに一度足を運んでみてください。
きっとたくさんのインスピレーションとヒントを
得ることができるはず!
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